僕は信仰を持たないことは否定しませんが、
無神論、すなわち神の存在を否定する人を軽蔑します。
別に僕だって全ては神の御心のままで、
あらゆる人間は神の定めたストーリーに従って生きている、なんてことは思っていません。
しかし宗教と神には現実の我々に影響を及ぼしうる力があり、
その力はもはや「歴史」や「文化」の一部であり、世界に影響を与えているのです。
宗教に無関心でいることは勝手ですが、
この日本ですら宗教に無関係ではいられないのだし、
宗教を否定する人は無知であり低俗であると考えます。
「宗教」とそれに付随する「戒律」は、程度の差こそあれ人間の生活を束縛します。
酒が飲めなかったり、金儲けをしてはいけなかったり、
死ぬ前に資産を使いきらなくてはいけなかったり、
経帷子(きょうかたびら。お経を書いたチョッキのようなもの)を着てから
死ななくてはいけなかったり、二人とは結婚できなかったり・・・様々です。
しかしそれらの「戒律」は人の「道徳心」を育み、効率的な社会や結束心を生み出します。
そして「神」の存在はその「道徳心」に裏付けと、それを貫く「意思」を与え、
道徳を貫く心に力を与えます。
人間には不思議なことに「根性」とか「ガッツ」とか、「意思」とか「目標」とか「夢」とか、
そんな目に見えない、しかし明らかに物理的に効果を発揮するものがあります。
いわゆる「理屈じゃない部分」ってやつです。
「物理的じゃない」だけであって「理屈」ではあると思ってますけど←
「神」や「宗教」はそれらの物理的ではない能力を増幅するのに最も適したツールなのです。
これらの理由から「宗教」は社会に貢献し、
そのメリットから価値を増していったのだと思います。
しかしその反面、宗教はそれを起因とする戦争も生み出しました。
ドイツ(当時は神聖ローマ帝国)を主な戦場として行われた「100年戦争」は
「最後の宗教戦争にして最初の国際戦争」と呼ばれますが、
実際には最近のイラク戦争や一部の民族紛争も広義の宗教戦争といえます。
もっとも「宗教」は第一の理由であったりなかったりしますが。
イラク戦争は信教上の理由からアメリカにテロ攻撃を仕掛けたアルカイダと、
(少なくとも名目上は)その防衛のために攻撃を仕掛けたアメリカ、
という構図であり、宗教戦争といえます。
このような戦争は、唯一神を擁し他の神を一切否定する、
ユダヤ・キリスト・イスラム・仏教によってもたらされたといえると思います。
「邪教を打ち破って(我々の)神の教えを世界に広めるのだ」ってわけです。
なので僕はそのような唯一神型の宗教よりも、「原始宗教」と呼ばれる
精霊信仰や自然崇拝、多神教が好きです。特にギリシャ神話。
神は時に人間に劣り、人間を運命で縛りながらも自らも運命に縛られる存在です。
ぶっちゃけちょっと特別な能力があるだけの人間ですw
それだからいい。
ちなみに対テロ戦争のせいで、イスラム教徒は少々否定的に捕らえられがちですが、
いや少なくともキリスト教徒よりは野蛮だと思われていますが、
しかしこれは西洋文化圏の人間の大いなる勘違いで、
実際歴史的に見るとキリスト教徒のほうがよほど野蛮で低俗な連中です,モンクレール アウトレット。
イスラム教圏は中世のある程度の段階、ヨーロッパでルネッサンスが始まるぐらいまでは
世界で最も進んだ文化圏でした,Moncler ダウンベスト。
ルネッサンスで西洋はその文化を学び、数学や科学が飛躍的に進歩していきます。
(ルネッサンス前の中世ヨーロッパは「蛮族」の侵入によってローマ文明が失われ、
教会勢力の強大化によって教義に反する思想・科学は認められない時代で、
「暗黒時代」と呼ばれています。イタリアの教会などにある宗教画は
ローマ時代の文化が失われたため東方正教のビザンツ帝国から学んだデザインが多く、
イコンのような面影を残しているものが多いです。
・・・もっとも近年の研究ではそれほど「暗黒」でもなかったようではありますが)
またキリスト教徒は、全く何の危機的状況にもなかったにもかかわらず、
十字軍という「宗教」を旗印に掲げた軍隊を編成して、
エルサレム、今のエジプトの北隣の国であるイスラエルのあるあたりまで
侵略戦争を行い、街での略奪と捕虜の虐殺を行ったことがあります。
(実際にはビザンツ帝国・・・今のトルコ辺りにいた教皇が、
自分ちが危なくなったから呼びかけたわけなんですけどね)
この十字軍は十数回続き、多くの「聖人」がこの中で生み出されました。
しかも第3回目あたりの十字軍と戦ったイスラム勢力の指導者サラディンは、
めちゃくちゃ強い指揮官だったのですが、戦争で得たキリスト教徒の捕虜に
「改宗すればエルサレムに住んでいてもよい。改宗したくなければ母国に送還する」
という処置を下したぐらいなのです。自分たちが虐殺された後に、ですよ。
これらのことを知って尚、いったいどこの誰がイスラム教徒を危険視できるでしょうか。
Tags : Moncler ダウン, モンクレール